一番得する考え方 見直しで得する生命保険・医療保険

一番得する生命保険の考え方



私の保険の考え方

生命保険・医療保険についていろいろ調べた結果、私の考え方は以下の通りです。

・生命保険は終身、65才払い込み済みで積立型。金額は葬式ができる300万程度。
・墓は事前に購入しておく。
・医療保険は安い掛け捨て、または入らない。
・保険にかけるよりも預金をしたほうが良い。

 というものです。
そもそも保険に加入する理由は何かあったときに自己資金では足りない可能性があるからです。
だったら自己資金があれば良いのです。

「その自己資金がないから保険に入るのに・・・・」

という方が多いと思います。しかしそもそもそれが勘違いなのです。
現実には

「下手な保険に入るから自己資金がなくなる」

というのが現実です。
保険というのは決して得するものではなく、単に払ったお金が戻ってくるだけのことです。
それも今このご時世に契約したもののほとんどは、払ったお金よりも少なくなって戻ってくるのです。

単純に考えて保険料を支払うつもりで預金すればそれだけで自己資金はたまっていきます。
そもそも毎月預金ができない人が毎月の高い保険料を問題なく払っていけるとは思えません。
保険料のために生活が苦しくなってしまうなら本末転倒です。

そして保険料を細かく計算すれば、支払った分以上に帰ってくる保険というのはまずなかなかありません。 保険加入後に死ぬか、病気やケガをすぐにでもすれば得しますが、普通に暮らしている分には

保険料支払額 > 保険の返金額

となってしまうのです。当然です。保険会社だって商買ですから。。。
しかしそれをわかりにくくしているのが、「何かあったとき」の可能性なのです。

例えば人間いつ死ぬか分りません。明日死ぬかもしれないのです。
だから更新型保険で、死亡時に5000万円もする保険に入っていれば安心な気がしてしまうのです。
しかし保険会社はキリッチリ計算しています。

人が60才以下で死ぬ確率は10%、
60才以降で死ぬ確率が90%

だから死亡時に5000万円でるのは60才までです。
60才を過ぎると300万円しか保険がおりません。
なのに保険料は上がっていきます。最初から高い保険料をとっておきながら更新のたびに上がっていき、こちらが払えない金額になると、補償金額を下げるかわりに保険金を安くするという卑怯な手段にでます。

だったら最初から必要な金額だけあればいいんです。必要な金額とは葬儀代と墓代です。
残された家族の生活費なんてのは馬鹿げた保険料を支払わずに預金しておけばよいのです。
どのみち残された家族が一生安泰な金額なんてのはかなりの金額になるので、それをカバーする保険料事態が高いんですから。

医療保険も同様です。
普通の医療費は普通に払えば良いのです。 高額な医療費は公的な保険である程度返金されます。自己負担は1%です。必要がないのに個室にするなど、ぜいたくした分は自己負担ですが、それこそ保険料を預金しておけばよいのです。

ガンなどで高度先進医療が必要になった場合、その金額は数千万円から数億円となります。それをカバーする医療保険の支払は、毎月数十万円以上、場合によっては数百万円以上になります。つまりそんな金額普通の人なら支払えませんし、支払えるなら預金しておけばいいんです。そんな金額が払える人は、そのくらいの金額は預金できているはずなのです。

いくら高度先進医療を受けたとしても、ベットに横たわりつらい治療を続けなければならないんです。
それに耐えるくらいなら私は自分の保険と自己資金でどうにもならないくらいの病気になってしまったら、それは寿命だと思ってあきらめることにしています。

それよりも無駄な保険料を払うくらいなら、そのお金を預金して自分の好きなことに使って使いきって死にたいと思います。もちろんこんな考え方を皆さんが同意するということはないでしょう。
しかし保険の費用と効果を考えると結論的にこうなってしまいました。

まぁ同意はできないにしても、皆さんも変に妥協して保険屋さんに騙されないよう気を付けてください。あくまでも相手は商買で利益をあげるためにしていることです。