抱合せで売られる「特約」 見直しで得する生命保険・医療保険

抱合せで売られる「特約」



抱合せで売られる「特約」

保険は主契約と特約があります。
「特約」とはオプションのようなものです。

そして生命保険と医療保険は本来別物なのですが、抱き合わせで売れられ事が多いのです。
生命保険の主契約は死亡保険です。
その特約として多くは医療保障がつけられるのです。

はっきり言います。
特約とは保険会社が儲ける為の部分です
医療保障は別途、医療保険に単独加入したほうが得です。


例えば生命保険の場合、死亡保険が主契約、その他の入院時の保険などの医療保障が特約部分となります。 そして生命保険は死亡時に支払われる保険、医療保険は病気やケガをしたとき、入院時などに支払われる保険です。

ほとんどの保険担当者がもってくる生命保険の提案書にはには医療保障は特約と言う形でついています。 そりゃだって儲かりますから。

保険料の2割くらいは代理店などにバックされます

ですから少しでも高い保険の方が代理店も自分が儲かります。
また、保険会社は主契約よりも特約の方が儲かります。

一番のメインは生命保険です。そこは積立型です。
しかし特約部分は基本的に掛け捨てです。

ところが契約する側は両方とも一緒にして考えます。
ですから主契約、特約ともにで積み立てられていると勘違いするのです。
いや、勘違いさせるのです。

その顧客に勘違いをさせやすいのが抱き合わせ販売なのです。

しかもこの特約、その条件・金額は非常に不利です。
はっきり言って保険の特約は、かけているだけ損なのです。

普通に単独で医療保険に入る場合と比較して金額条件ともに不利なのです。 生命保険は主契約のみにし、特約は一切付けず、 医療保険は別途単独で主契約だけで加入したほうがはるかに得です。

しかも特約は主契約のオプションですので、主契約を解約すると特約だけの契約はできません。
ですからもし主契約を解約したい場合は、特約も同時に解約となります。
しかし解約そのものにはそれほど問題はありません。
問題は年をとってから医療保険に入る場合なのです。

主契約を更新型で契約し、10年後に保険料が莫大に請求されると、話しましたが、これは当然特約もその対象になるのです。

しかも主契約が終身契約でも、医療保障は終身ではないことが多々あります。そしてもし、その時点で保険契約に疑問を感じて解約し、あらたに生命保険、医療保険に入ろうとすると、そのときはそれだけ年齢を重ねていますので、医療保険の金額が各段に上がってしまう事になるのです。

そしてよくあるのが、「入院初日から1日○○○円」とか「10年間健康なら○○○円のボーナス」など、一見得するようなサービスですが、こんなのリスクを計算する保険会社がタダで付けてくれるわけありません。

当然その分を元々の保険料に上乗せしているんです。

ですから生命保険の加入時は主契約のみにしぼり、医療特約など一切付けず、 別口で若いうちに医療保険に加入したほうがはるかに得なのです。医療保険は例え掛け捨てでもその方がはるかに得だと思います。